オーバーウォッチ:タロンの狙いは“大陸を吹き飛ばす”EMP爆弾 - コミック「置き去りの心」公開
和解に向かいつつある「ウィンストン」と「レッキング・ボール(ハモンド)」

本作で印象的なのが、長年にわたって確執を抱えてきたウィンストンとハモンドの関係にも、ようやく変化が見え始めたことだ。
再会したハモンドはウィンストンを「検体28」と呼び、ホライゾン・ルナ・コロニーから脱出する際に仲間を見捨てた「裏切り者」として激しい怒りをぶつける。ハモンドにとってウィンストンは、かつての親友であると同時に、自分を置き去りにした存在でもあり、その認識が長年にわたる確執の根底にあったことがわかる。
一方のウィンストンも、ハモンドを置き去りにしてしまったことを「あの日からずっと悔やんでいました」と告白。事情を説明するだけで自身を正当化するのではなく、結果としてハモンドを連れ出せなかったことを「私の責任」と受け止めている。
そんな言葉を受けてもハモンドの疑念はすぐには消えないが、作中では「ハムスターは今でもゴリラを信じたいと思っている」と、その内心にも変化が生じていることが明確に描かれた。

これまでの2人(2匹?)の「すれ違い」や「検体動物」時代についても、短編小説「ヒーローたちの夜明け:浅はかな神々」にて詳しく描かれており、こちらの記事で詳しく解説を行っている。
最終的にハモンドはオーバーウォッチへの加入を断り、現在の仲間であるジャンカーズのもとへ戻ることを選択する。ウィンストンへの怒りは消えたものの、「あの頃は戻らない」と過去の関係そのものを取り戻そうとはしていない。
それでも、かつての日々を「幸せな思い出」と振り返れるようになったことを考えれば、完全な和解には至らずとも、2人の関係は大きく前進したと言えそうだ。
シーズン4「釜山の英雄たち」ストーリー記事まとめ
本作「置き去りの心」は、シーズン4「釜山の英雄たち」で進行中の、タロンとEMP爆弾を巡るストーリーラインの最新エピソード。これまでの流れは、以下の順で読むと追いやすい。
- コミック「復讐の訪れ」考察:リーパーたちの脱退で始まったタロン新体制。マウガによるジャンカーズへの外交も、ここで示唆されていた
- 短編小説「檻の虎」:素顔をさらしたシオンが幹部4名を黙らせ、タロンの実権を掌握
- 【ストーリー整理】D.Monのトレーラーとコミック:釜山襲撃でEMP爆弾がタロンの手に。ジャンカーズとの協力関係もここで判明
- コミック「置き去りの心」(本作):襲撃の裏側と、ウィンストンとレッキング・ボールの再会
あわせて読みたい
- 短編小説「浅はかな神々」解説:ハモンドとウィンストンの出会いと、「置き去り」のすれ違いが生まれた原点
- シーズン4「釜山の英雄たち」開幕まとめ:新タンクD.Monや参加型イベント「MEKA総選挙」など、ゲーム側の新要素
- タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )
- 発売日:2022年10月5日
- 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch
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Source: Overwatch
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