オーバーウォッチ:タロンの狙いは“大陸を吹き飛ばす”EMP爆弾 - コミック「置き去りの心」公開
「タロン」と「ジャンカーズ」それぞれの計画

マウガが外交役としてジャンカー・クイーンのもとを訪れることは、コミック「復讐の訪れ」で示唆されており、本作ではその交渉の様子が描かれている。
D.Monのヒーロー・トレーラーでは、すでに両勢力が協力関係にあり、交渉の成立自体は確定していたが、本作では粗暴ながらも切れ者という共通点を持つ2人が、その“切れ者”としての一面を強く表した交渉を行っていたことが明らかになった。
タロンの狙いはEMP爆弾の“重力技術による強化”

今回の襲撃でタロンが狙っていたのは、D.Monのヒーロー・トレーラーで描かれていた通り「EMP爆弾」。MEKA側は対キシン用の手段としてEMP爆弾を用意していたが、タロンの目的は別にあり、本作の物語後半では、その奪ったEMP爆弾の用途も判明する。
ハモンドが聞き出していた情報によれば、タロンはEMP爆弾を重力技術によって改造し、爆発範囲を「大陸一つ吹き飛ばせるほど」に拡大しようとしているという。
ただし、完成した兵器を「どこで」「誰に対して」使用するつもりなのかまでは、本作では明かされていない。現時点で確定しているのは、タロンがEMP爆弾を重力技術で強化し、大陸規模の破壊力を持たせようとしているという点までだ。

現タロンで「重力」と言えば、古参メンバーであるこの人だが、現状は…。
ヴェンデッタがタロンのトップの座に着くと、シグマは監禁の憂き目に遭う。彼は人間ではなく兵器――そう断じるヴェンデッタの意向によるものだった。彼は“使われる”時が来るまで、外に出ることすらも決して許されない。シグマは願うのだった――いつかこの苦しみから解放してくれる者が現れることを。
オーバーウォッチ - ヒーロー - シグマ
ジャンカーズはタロンを利用し、スラスターとEMP爆弾の“二重取り”を画策

一方、ジャンカー・クイーンの目的は、船を動かすための「反重力スラスター」。新たに手に入れた船を使って他地域へ略奪の手を広げようとしていたものの、それを動かすために必要なスラスターを確保できておらず、タロンはその調達を条件にMEKA部隊への陽動を持ちかけていた。
なお、同じくハモンドを主人公としたメディア作品である、短編小説「ヒーローたちの夜明け:浅はかな神々」で彼がルーチェン・インターステラーへ向かった目的も、反重力スラスター用のパーツを入手するため。今回明かされたジャンカーズの計画を踏まえると、この時点から船を飛ばすための準備が進められていたことがうかがえる。

しかし、ジャンカー・クイーンもタロンの計画に素直に従うつもりはなかった。取引成立後には、タロンにスラスターを用意させてMEKAを足止めしたうえで、彼らが狙っているEMP爆弾まで「手土産」として横取りする計画をハモンドに明かしている。つまり、スラスターとEMP爆弾の“二重取り”を画策していたのである。
なお、D.Monのヒーロー・トレーラーでは、ジャンカーズが巨大な空中戦艦を用いて釜山へ侵攻する姿が描かれている。コミックで語られた「船」と同一であれば、EMP爆弾の奪取作戦に先立ってタロンから反重力スラスターを受け取り、すでに実戦投入していた可能性が高い。
一方、EMP爆弾の横取りについてはジャンカー・クイーン自身が失敗を認めており、こちらの企みは実現しなかった。
EAA FPS News(イーエーエー)をもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。


コメント