\ ポイント最大11倍! /

アンセム:ゲームを「根本から作り直す再起動計画」発表、アップデートを中断し再開発に専念

アンセム:ゲームを「根本から作り直す再起動計画」発表、アップデートを中断し再開発に専念
  • URLをコピーしました!

まもなく発売から1年が経過する『Anthem(アンセム)』を手がけたBioWareが、ゲームの生まれ変わりを目指して再開発を開始すると発表しました。

CONTENTS

2019年を悪い意味で代表するゲームになってしまったアンセム

アンセム:ゲームを根本から作り直す再開発計画を発表、アップデートを中断し再開発に専念
2014年に発売された『Destiny (デスティニー)』がキッカケとなり「ルーターシューター」というゲームジャンルがブームとなりました。当時はライバルのActivisionが『Destiny』のIPを保有しており、EAがライバルに負けじと肝入りでリリースをしたのがBioWare開発の『Anthem (アンセム)』。

アイアンマンを彷彿させるようなジャベリンスーツによる爽快感のある空中戦を目玉に、多彩なカスタマイズやクールな世界観が魅力的な『アンセム』でしたが、発売されると実際はバグだらけの未完成品としてファンの怒りを買いました。

アンセム メタスコア

メタスコアも散々な結果に

くわえて、海外メディアのKotakuライターJason Schreier氏の綿密な取材記事(英語)が公開されたことにより、悲惨な開発経緯が暴露されゲームの悪評はより加速して広まってしまいました。 つい最近も、2月に入ってもクリスマスイベントの飾りつけがまだ残っているというずさんな管理で話題になってしまいました。

しかし、11月にKotakuが「BioWareがアンセムを再開発する計画を立てている」とリーク(英語)した通り、本日BioWareがAnthemの再開発計画を発表しました。

アンセムの未来

発売から1年をかけてBioWareは『アンセム』の安定性やパフォーマンス、クオリティ・オブ・ライフの改善、それに3種のシーズンコンテンツを配信するなど改善に努めていました。

しかし、BioWareもこの状況には満足しておらず、『アンセム』が秘めるポテンシャルを引き出すにはただのアップデートではなく根本から作り替える大幅な再開発が必要と認識。 『アンセム』はシーズン制コンテンツの配信と開発を中止し、数ヶ月かけてゲームを生まれ変わらせるための開発をスタートすることになるとしています。

アンセム:ゲームを根本から作り直す再開発計画を発表、アップデートを中断し再開発に専念

BioWareの声明文

以下は『アンセム』の再開発計画発表にあたってBioWareのジェネラルマネージャーのCasey Hudson氏が投稿した声明文を翻訳したものです。 この声明文ではAnthemに何が足りず、再開発による未来でどこを目指すのかが読み取れます。

皆さんこんにちは!

1年前、私たちは『アンセム』というBioWareにとって新しいテリトリーに飛び込むことを意味するゲームのローンチに向けて準備していました。 何か新しいもので世界に出ることは、爽快かつ恐ろしい経験でした。そして、私たちと一緒に旅に出てくれたすべてのプレイヤーに感謝しています。プレイヤーがジャベリンをカスタマイズする創造性や、アンセムの飛行や戦闘といったゲームプレイをマスターしていくのを見るのは、とてもスリルがあるものでした。チームがこのゲームに費やした仕事を、とても誇りに思っています。 同時にこのゲームには、私たちと皆さんが望んでいたものがもっと含まれています。

昨年中は、開発チームは安定性、パフォーマンス、クオリティ・オブ・ライフを向上させながら、3つのシーズンによる新コンテンツと機能を提供してきました。 アンセムには、より満足のいく戦利品体験、より良い長期的な進捗制度、より充実したエンドゲームが必要であるというフィードバックも受け取っています。そのため、体験の可能性を最大限に引き出すためには、さらに基本的な作業が必要であり、アップデートや拡張よりも大幅な“再発明”が必要であると認識しています。今後数ヶ月にわたって、体験の長期的な再設計に焦点を当て、SF世界観での飛行と戦闘の楽しみを維持しつつ、明確な目標を持ってコアゲームプレイのループ性の再発明に取り組み、有意義な報酬によって挑戦と進捗を動機付けます。そして、それを適切に行うために、私たちは初期にもっとや​​っておきたかったことを実行します。 焦点を絞ったチームに、ゲームプレイを優先させることに専念したテストと反復の時間を与えます。

再開発をしている間、アンセムは現在のバージョンを継続しますが、チームがアンセムの未来に向けて取り組んでいるため、シーズン制度から離れます。ゲームは発売記念日から今月末までイベントの開催や、ストアの更新、過去のシーズンや天変地異のコンテンツの再訪などは引き続き行われます。

新しい世界を作成することは、スタジオのメインの目標ですが、それは簡単ではありません。時にはそれを正しく行えますが、時には見逃します。私たちを前進させているのは、あなたのようなプレイヤーたちからのサポートです。あなたのフィードバックは、私たちがどのように改善できるかについてのガイダンスを提供し、あなたの情熱は私たちに創造する勇気を与えてくれます。 アンセムの可能な限り最高の未来に向けて、皆さんの関与とフィードバックと共に働くことを楽しみにしています。

Casey

アンセム復活に期待

アンセムはリリース直後から、『Destiny』がかつて犯した数々の過ちを繰り返してきました。 ということは、『Destiny』と『Destiny 2』が辿った「1年目は失敗しても2年目で取り戻す」という成功体験も繰り返せる可能性もあるはずです。

2019年は『ディビジョン2』発売、『ボーダーランズ3』発売、『Destiny 2』の基本プレイ無料化など「ルーターシューター」界隈に大きな動きがありましたが、その中でも『アンセム』の飛行と戦闘のプレイ体験は目を見張るものがありました。

人気のタクティカルシューター『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』も「オペレーションヘルス」として、追加のアップデートを減らし修正に特化した時期があります。『アンセム』も今度こそ良い意味で話題となるカムバックを果たしてくれることを期待しましょう。

アンセム EAA

EAAはアンセムを応援しています!

『Anthem(アンセム)』の発売日は2019年2月22日で、対応機種はPlayStation 4/Xbox One/PC。

[wpap service="with" type="detail" id="B07NPNXVFY" title="Anthem(アンセム) (特典なし) - PS4"]

Source: BioWare, Kotaku, @apacherose3

アンセム:ゲームを「根本から作り直す再起動計画」発表、アップデートを中断し再開発に専念

FOLLOW EAA!!

SHARE
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (31件)

  • 発想はすごい良かったよなぁ。コンボのシステムとか。まあ期待しないでまつかぁ

  • 世界観はすごい好きだった、戦闘よりもFOシリーズみたいに見つける楽しさに焦点あててみてほしいな(初期は拠点開発しながら進める案があったみたいだし)

  • fpsではないが似たような状況だったのがff14で大規模な改善で新世エオルゼアになってからは盛況だからチャンスはある

  • 正直マルチ要素はおまけでいいのでは?
    操作性とか好きだし、どっかの76共々シングルゲームとして出してほしかった

  • カメラ操作の左右反転(X軸リバース)をつけてほしい。上下反転(Y軸リバース)しかなく、最初のテストで少しプレイしただけだった。

  • アクション面は何も変えなくていいから動作の安定性とデバッグ、ハクスラ要素の充実化さえしてくれればそれでいいかなーという
    散々言われてることですが期待せずに待ってます

  • ディスティニーやノーマンと違ってリリース時にそもそもゲームとしての体を成してなかったのだからそれをアプデなんとかしようと言うのがそもそもの間違い
    負債を少しでも取り戻したかったのだろうけど本当にアンセムというコンテンツ使い続けるつもりなら再生ではなく再誕レベルでないと無理

  • ジャベリンに追加装甲とか付けて、完全な空中戦闘とかしたい、それとジャベリンの編成で組み合わせ次第で必殺技とか出したい

  • レジェンダリーのドロップ率上昇か、レジェンダリーを確定入手できるミッションの追加、某Destinyみたいに毎週ショップでレジェンダリーが購入できる要素とか増えたらいいな...

1 2 3

コメントする

CONTENTS