オーバーウォッチ2：新規ダメージヒーロー「フレイヤ」のトレーラーとコミック公開、明日（22日）から“トライアル”スタート

03/21/2025

オーバーウォッチ2：新規ダメージヒーロー「フレイヤ」のトレーラーとコミックが公開、明日（22日）からは“トライアル”がスタート

URLをコピーしました！

Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2（オーバーウォッチ 2 ）』で、明日2025年3月21日よりトライアルがスタートする新規ダメージヒーロー「フレイヤ」を主人公とした「オフィシャル・コミック」と「ヒーロー・トレーラー」を公開した。

CONTENTS

オフィシャル・コミック「ストーム・チェイサー」

What happens when the world you fought to protect decides it’s better off without you? 🏹

Join Olivia Le Andersen, the voice actor behind Hero 43 Freja, for a reading of our newest comic, ‘Storm Chaser.’ 🌪️ pic.twitter.com/WytrvBGKYO
— Overwatch (@PlayOverwatch) March 20, 2025

本日公開されたオフィシャル・コミック「ストーム・チェイサー」では、「フレイヤ」の幼少期からオーバーウォッチ（とその崩壊）を経て、現在生業としている「バウンティ・ハンター」に至るまでが描かれている。

最新機器を駆使した危機管理や地元の捜索救難チームで磨いた技術を持つ彼女は、軍に所属した後にオーバーウォッチの「捜索救難チーム」として活動。プレイアブルキャラクターとして登場しているメンバー達ともかなり面識があるようだ。

後に、オーバーウォッチは崩壊。それを機に使命も行く当ても失ったフレイヤは、自身の才能を遺憾なく発揮できる「バウンティ・ハンター」という職業に出会う。彼女はエージェント名「フレイヤ」を捨て「ケヴン」の名を使いながら、自分の価値を認めるさまざまなクライアントの依頼に応えて「人探し」の任に当たっていく。

ヒーロー・トレーラー「The Hunt Begins」

昨日公開されたヒーロー・トレーラー「The Hunt Begins」は、コミック「ストーム・チェイサー」の後を描いたアニメーションとなっている。英語版の公開から1日以上経過しているが、今のところ日本語版はまだ公開されていない。

ストーリーとしては、フレイヤがタロンの幹部である「マクシミリアン」のテストに合格し、次のターゲットを依頼されるという内容。主にフレイヤのアクションシーンが見どころであるため、英語が苦手な方でも楽しめる内容となっている。

そして本トレーラーのラストシーンで、次のターゲットとして指名された人物「エレム・サリオール」こそ、コミック「ストーム・チェイサー」でフレイヤとオーバーウォッチで苦楽を共にし、彼女を残して崩壊前のオーバーウォッチを去っていた「エージェント」その人である。

次のターゲット「エレム・サリオール」と謎多き「マクシミリアン」

「エレム・サリオール」は、旧オーバーウォッチのメンバーであり、フレイヤだけでなく多くのプレイアブルキャラクター達とも親交の深い人物。ゲーム内ではあまり言及される事のない彼だが、それ以外のメディア類（イベント時のストーリーや書籍「Overwatch: Declassified」）では、その活躍についてしっかりと描写されている。

依頼者であるマクシミリアンが属するタロンの活動の1つとして「旧オーバーウォッチのエージェント狩り」が最近の短編小説やコミックで頻繁に登場する。現在のタロンはオーバーウォッチの元エージェントの居場所をほぼ完全に把握しており、マクシミリアンが組織の幹部である以上、今回の依頼もそれに関わるものである可能性が高い。もし、エレムがタロンの手に落ちたとなれば、新旧オーバーウォッチメンバーに対する精神的なダメージは計り知れないだろう。

しかし、同時に依頼者であるマクシミリアンは、一筋縄ではいかない人物であり、組織よりも個人の損得で動く事も少なくない（過去にはオーバーウォッチに協力した事も）。

> アーカイブへ接続中...

復号ステータス: 実行中

📂 諜報機関による取り調べ - 対象：マクシミリアン#オーバーウォッチ pic.twitter.com/mXUKGRysuF
— オーバーウォッチ (@jpPlayOverwatch) April 26, 2019

マクシミリアンが主人公の短編小説「ポケット・キング」では、作中の所々に謎の「データ転送描写」が差し込まれており、本作終盤では現在のタロンに対する不満が語られている。もし、このデータ転送がフレイヤに対する依頼（テスト）であれば、マクシミリアンが個人的な目的のために暗躍している可能性も十分に考えられるだろう。

ヒーロー・トレーラーで「護衛兼テスト要員」として連れていた戦闘員も、これまで描かれてきたタロン兵たちとは異なるビジュアルをしているため、マクシミリアンの私兵なのかもしれない。

そんなマクシミリアンの提案に対してフレイヤは、ターゲットがエレムであることに驚きはするものの葛藤などの描写はなく、それまでの断る流れを翻し自ら進んで依頼を受理している。彼女が動く理由は、信頼と貢献を裏切ったオーバーウォッチへの復讐か、自身を置いて去っていたエレムとの再会か、それとも別の目的があるだろうか。