基本無料プレイの中国市場向けCoD、『Call of Duty: Online』がオープンβに達し、誰でも(中国人なら)フリープレイが可能な状態となりました。『Call of Duty: Online』は『CoD:Modern Warfare 』や『CoD:Modern Warfare 2』のマップが無料でプレイできる、中国PCゲーム市場の目玉コンテンツです。
『Call of Duty: Online』デビュートレイラー
昨年7月、アクティビジョンと中国企業 Tencentが中国ユーザー向けの『Call of Duty: Online』を発表したのは大きな衝撃でした。
中国ではCoDが2000年に発売禁止されたことで、CoDのコピー品が乱造されたとのこと。今後はTencentの著名なシューター作品として知られる“CrossFire”が大衆向けの作品となり、“Call of Duty Online”が中国のハードコアゲーマー向けとして他のクローンシューターよりもポピュラーな作品になるだろうといった見解が示されています。
Tencent(テンセント/騰訊)は日本ではあまり目立たないものの、GoogleとAmazonに並ぶ世界三大インターネット企業です。すでに中国国内でのFPS開発では大きなアドバンテージを持っている開発元でもあるとのこと。
気になる日本国内での配信ですが、他の先進国向けに『Call of Duty: Online』のサービスを開始する計画はないものの、Activision はその可能性を完全に否定したわけではありません。
なお、海外メディアではオープンベータと報じられた今回の“Call of Duty Online”パブリックテスト開始ですが、Activisionによると今回のテストは少額課金のマネタイズを含まないアルファテストフェーズに位置づけられるとのこと。
- 公式サイト:COD-官方网站-腾讯游戏
ちなみにクライアントはここからダウンロードできるようですが、プレイはできないと思われます。
Gaming Device Power Tune for FPS
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