Borderlandsは、アニメ調のグラフィックが特徴で、RPGのような成長要素、モンスターハンターのような協力要素や収集要素がミックスされたFPSゲームです。
そんなBorderlandsの続編『Borderlands 2』の新プレイ映像が公開され、合わせて様々な情報が判明しました。
今回の映像に収録されたゲームプレイはPAX Eastに出展予定のCo-opプレイ可能なビルドと思われる(※ MayaとSalvadorがプレイ可能)もので、非常にバリエーション豊かな銃器の数々やクリーチャー、ハイペリオン社のロボット達などに加え、MayaのPhase能力によるクラウドコントロールや、Salvadorが両手持ちで乱射するロケットランチャーなど、素晴らしく楽しそうなゲームプレイがこれでもかと収録されています。
Borderlands 2: all new gameplay blowout
■ ゲームシステムや戦闘に関する新情報
- オンラインと分割スクリーンに対応したCo-opモードは途中参加可能
- 前作の義務的なミッション構造はオーバーホールされ、後戻り要素が縮小された(前作はお使いが少々手間だった)
- 前作で任意のミッションを終えたプレイヤーと終えていないプレイヤーのCo-opプレイが難しかった問題を解決し、進行の遅れているフレンドと協力プレイを可能にするため、ミッションステータスのリセットが可能になった
- 前作Borderlandsは400万本を販売した
- 前作に登場したMoxxiとMarcusのどちらかに報告を行う“選択”可能なミッションが登場、報酬以外にストーリー展開にも変化をもたらす模様、なお今回この選択が見られたクエストはMoxxiのヌード写真を回収するというものだった
- 洞窟内に登場したカニ風のクリーチャーは爆発ダメージやグレネードに対する耐性が見られたが、装甲の弱い箇所が弱点だった
- デモレベルでMordecaiの登場が確認され、誘拐された彼のBloodwingを取り戻すミッションが提示された
- プレイヤーキャラクターの外観に関するカスタマイズについてGearboxは何か考えているようだ
- 前作にも登場した犬型のクリーチャー“Skag”が弱い仲間を呼び寄せる能力を身につけた
- 1時間のプレイ中に約20種もの敵が確認された
- 属性エフェクトが前作よりも遙かに効果的となった
- 経験値やスキルポイントとは異なる新しいステータスとして、Badassポイントが導入された
- Badassポイントはより困難で激しいチャレンジに対し与えられるが、Gearboxはこれが何に利用されるか明かさなかった(※ 何らかのソーシャル要素との予想も)
■ プレイヤークラスに関する新情報
- ハンズオンデモでは20スキルポイントが与えられ、一定のビルドを試すことが可能だったが、Mayaの場合ヒールとデバフにフォーカスしたサポートタイプと、敵の行動を止める強力な“Phaselock”を使用する攻撃タイプが作成できた
- Mayaの“Phaselock”は敵を空中に固定するだけでなく、Phaselock中にダメージとヘルスボーナスを得るアップグレードも存在する
- MayaはLilithよりもヒーラー能力が強化されている
- Mayaには離れた場所から蘇生可能な能力が存在する
- Mayaのスキルツリーは“Motion”と“Harmony”、“Cataclysm”の3カテゴリで構成されている
- “Motion”ツリー最初のアビリティ(※名称確認出来ず)はシールド容量とリチャージ時間を改善し、弾丸ダメージを増加させた
- “Harmony”ツリー最初のアビリティ“Sweet Release”はPhaselockされた敵がMayaと味方をヒールするLife Orbを生み出す
- “Harmony”ツリーのアビリティ“Mind’s Eye”はクリティカルヒットと近接ダメージの強化
- “Cataclysm”ツリーのアビリティ“Flicker”は炎上、ショック、腐蝕、Slag属性を持つ武器の追加効果発生チャンスを増幅させる(※ Slagについては後述)
- “Cataclysm”ツリーのアビリティ“Helios”はPhaselockされた対象の周辺に存在する敵全てにダメージを与える能力を付与する
- “Cataclysm”ツリーのアビリティ“Immolate”はMayaの体力と引き替えに火属性ダメージを銃の射撃に付与する
- “Cataclysm”ツリーのアビリティ“Backdraft”はMayaのシールド消耗時に爆発ダメージを周辺に向けて解放する
- GunzerkerクラスであるSalvadorのプレイは瀬戸物屋の店内でボーリングの球を投げるといった表現が相応しい
- CommandoクラスのAxtonが利用するカスタマイズ可能なタレットは天井にも設置可能(※ インタビューから判明)
- Assassinクラスの“Zero”は敵を欺くために自身のコピーを作成することができる
■ 武器に関する新情報
- 武器に付与される新しい属性として“Slag”が登場、Slag状態となった敵はより多くのダメージを被ることとなり、低精度で高ダメージ武器に新しい可能性をもたらす
- スコープ付きの武器にはロックオン可能な物が存在した(※ ロケットランチャーなど)
- Borderlands 2に登場する武器メーカーは8社、それぞれに以下の様な特徴付けが行われている
- Torgue社:ビッグでマッチョな爆発のみを追求した80年代のマシンガンで、デザインは40~50年代の航空機やオートバイにインスパイアされた
- Hyperion社:Claptrapやロボットにインスパイアされた銃器が特徴
- Jakobs社:西部劇の影響が見られる正確でダメージが高い武器が特徴
- Vladof社:ロシア風のデザイン、より長い射撃を可能にする複数バレルなどが特徴
- Dahl社:バースト射撃と精度の高さが特徴の現代的な銃器が特徴
- Maliwan社:最先端技術にフォーカスしたSFファン向けの銃器が特徴で、Apple社のデザインやオーストラリアの自動車メーカーなどが参考となった
- Tidor社:型抜きのプラスチック成型の様なチープなデザインが特徴で、弾薬が不足する場合には武器その物をグレネードの様に投擲し利用可能、Tidor社のロケットランチャーは使用後にジャベリンの様に投げつけることが出来る
- ※ 残る一種はBandid達の無骨な銃器達
- 参考として、ハンズオンデモでは以下の様な銃器の登場が確認された
- Hyperion Hot Button SMG:ダメージ105 / 精度93.3 / 連射率8.5、生物に対し効果的、軽量の敵を燃やすチャンス有り
- Torque Gyrojet Rifle:ダメージ132 / 精度82.5 / 連射率4.0、敵を爆発させるチャンス有り
- Vladof Expansive Spinigun:ダメージ121 / 精度81.7 / 連射率10.8、装甲に対し効果的
- Hyperion Amplified SMG:ダメージ78 / 精度92.8 / 連射率8.3、Slagエフェクトのチャンス有り
- Maliwan Electrified Aegis:ダメージ136 / 精度80.8 / 連射率2.5、シールドに対し高い効果、感電死のチャンス有り、高いエレメンタルダメージ
- Maliwan Scarlet Rakehell:ダメージ351 / 精度90.0 / 連射率1.9、生物に対し高い効果、軽量の敵を炎上、高いエレメンタルダメージ
- Bandit Rockit Launcher:ダメージ1079 / 精度58.3 / 連射率1.0、敵を爆発させるチャンス有り
via doope!
ボーダーランズ2
販売:Take-Two Interactive Japan
対応:PlayStation 3/Xbox 360
価格:7,140円
発売日:2012年10月25日
公式:ボーダーランズ2 日本語版公式サイト
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