太平洋戦線の実装が11月に迫っている『Battlefield V(バトルフィールド 5)』。日本軍やアメリカ軍の武器に関してのデータマイニングにも注目が集まっていますが、先ほど物議を醸した発掘データに関して、EAから迅速な否定声明が入ったので速報をお伝えします。
特攻兵器「桜花」は実装されない
ゲームファイルから様々な未実装武器の情報を掘り出し、コミュニティに届けて来たことで一部のユーザーから人気を誇るTemporyal氏ですが、旧日本軍が使っていた特攻兵器である「桜花」が「Yokosuka MXY-7 Ohka」という表記で、V1ロケットの代わりとして準備されているのを発見したとTwitterで発表しました。
この件に関してEAA!!記者がEAに質問した所、EA広報のAdam Freeman氏より「この実装予定リークは間違っており、この兵器をゲーム内に実装する予定は完全に存在しない」と正式に否定されました。
続いてRedditでは「V1ロケットに類似した支援兵器を準備してはいるけれど、ここに表示されている兵器(桜花)にはならない」と、太平洋戦線で参加することになる両軍にも現状と類似した分隊支援要請が準備されている事が示唆されました。
「桜花」とは?
日本海軍が第二次世界大戦末期に投入した対艦ミサイル。「イ号無線誘導弾」という開発中の対艦ミサイルを有人操縦式に改造したもので、パイロットが搭乗し着弾するまで操縦を続ける設計になっており、出撃すればパイロットは結果を問わず必ず死亡するため「必死兵器」の一つに挙げられている。
データマイニングの危険性
「データマイニング」とは未実装データを見れると言えば聞こえは良いですが、その実ゲームファイルを強引に解凍してその中の情報を抜き取る行為です。熱烈なファンには嬉しい情報ですが、データは開発陣が試験的にガワだけ作った物やすでに破棄した物や過去のデータのなごりも多分に含まれているため、今後の実装が確約されたものではありません。
今回の「桜花」データも「イ号無線誘導弾」を開発しようとした際の表記揺れだったり、開発スタッフが兵器に関する史料研究を進めている間に兵器の真相に気づき、歴史尊重の原則に基づき開発途中で破棄したという可能性もあります。
この様にデータマイニングは開発側が全く実装を意図していなかったスクラップデータも掘り出してしまう事が多々あります。この例に限らず、リークはあくまで非公式情報だと言うことを念頭に入れましょう。
『Battlefield V(バトルフィールド 5)』の発売日は11月20日で、対象機種はPlayStation 4、Xbox One、PC。
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コメント
コメント一覧 (19件)
まず桜花なんぞ旧日本軍の上層部にいた阿呆共がやらかして他に打つ手が無くなったから作った兵器以下のゴミやろ?まず対人攻撃に殆ど効果ないしそんなもん実装しないで正解やね。
思えばV-1ロケットみたいな兵器がそもそもいらなかった気がする。日本軍にそんな兵器あったと思えないし
桜花がゴミとか…何も知らないんだね…
駆逐艦沈めたりアメリカからは最も危険とされていたみたいだけど
開発途中で桜花の歴史に気付いてやめるとか、、
開発する前に調べとけって話だよ。てかその類のゲーム作るならその程度の知識は身につけておいて欲しいけどもね。(あくまで仮の話だけど)