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オーバーウォッチ: ロードホッグにパッシブ追加、“龍撃剣”のダメージ低下など、6ヒーローに合計11の調整(エクスペリメンタル)

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今回の調整傾向と現環境

ヒーローのバランス調整は7月2日のライブ実装以来およそ一ヶ月ぶり。今回の調整で純粋弱体化を受けたヒーローはおらず、強化又は強化+弱体化といった内容で、いずれも実際にプレイしてみるまで正しい評価を下すのは難しそうです。

プレイ環境については、前回ヒットスキャンヒーローの大半が受けた距離減衰調整の影響もあり、大きな変化が見られました。直近のライバル・プレイ上位帯での各ロールピック率トップ2は、シグマ/レッキング・ボール/トレーサー/マクリー/アナ/バティストとなっています。

タンクヒーローは、シグマが若干抜けてピック率1位。他のタンクヒーローとの差はそれほど大きくなく、ウィンストンとザリア、ロードホッグを除くタンクはロール内ピック率10%超。一時と比べたザリアの大幅なピック率低下は、環境全体の変化の影響も大きいですが6月4日に行われたザリア自身の弱体化の影響がじわじわと現れていきているようにも見えます。

ダメージヒーローは、ついにマクリー一強時代が終了し(それでもロール内ピック率2位)トレーサーがトップに。次点は伸びの兆候を見せていたマクリー減の恩恵を受けるエコー、その代替対策にもなり比較的距離減衰の影響が薄いアッシュと続きます。一時人気のあったジャンクラットは、シグマやD.Vaの台頭によって苦戦を強いられることが増えたためか、トールビョーンやドゥームフィストよりも選出率が低くなっています。

サポートについては前回の紹介から大きく変わらず、アナ、バティスト、マーシーの三強状態。モイラは相変わらずですが、他ヒーローは十分に選択肢の範疇。

「Summer Showdown」トーナメントから見る現環境

「Summer Showdown」トーナメント全体でのヒーロー使用率(StatsLab

オーバーウォッチリーグでは、同一トーナメント期間中にアップデートが行われた場合、トーナメント終了までは反映されないルールとなっているため、7月2日時点での紹介から大きな変化は見られませんでした。最終的には7月2日当時以上にメタが固まり、そのカウンターとなるヒーローを含めた使われるヒーローとそうでないヒーローに大別された形です。

7月2日時点での「Summer Showdown」トーナメントヒーロー使用率(StatsLab

その基準も概ねライバル・プレイ上位帯と似た結果となっていますが、ルシオやソンブラといった連携によって真価を発揮するタイプのヒーローもかなり高めのピック率となっているのがリーグならではといった所でしょうか(ライバル環境でのソンブラピック率は全ヒーロー中ワースト3位)。

「Countdown Cup」トーナメントのBANヒーロー

今月末からはオーバーウォッチリーグ 2021シーズン4つのトーナメントサイクルの最後を締めくくる「Countdown Cup」が開催。「Countdown Cup」では、「June Joust」と同様に前トーナメント(「Summer Showdown」)での使用率が10%を超えたヒーローから使用禁止ヒーローが4名(1/2/1)選ばれます。

「Countdown Cup」トーナメント使用禁止ヒーロー

「Countdown Cup」での使用禁止ヒーローは、エコーアッシュシグマルシオの4ヒーロー。いずれも前トーナメントで突出したピック率というわけではありませんが、先述したライバル・プレイでのピック率も鑑みてといった感じでしょうか。そのため、パッチ反映後環境の答え合わせとして推奨してきたトーナメント開幕シーズンの視聴ですが、来る「Countdown Cup」は少し事情が異なりそうです。

とはいえ、使用禁止ヒーローという枷を各チームや選手がどう対応・利用するのかや、距離減衰変化の影響(特にマクリー)をどの程度重く見ているのかなど、他の見所や参考になる点は十分にあるトーナメントとなるはずです。

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Source:Overwatch

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コメント一覧 (3件)

  • マクリー1強時代が終わるとファアラマーシー、トレゲン、ドゥーム、エコーがやりたい放題してヒーラーが禿げる

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