Destiny 2：なぜケイド6を殺したのか？「孤独と影」リーダーの日本大好きスコット氏独占インタビュー

「日本は特別な場所」

EAA: では最後にスコット・テイラー氏ご自身について質問します。 なぜあなたは日本が好きなのですか？ たしか昨年も訪れてくれましたよね？

スコット氏: 日本について話すのは大好きですよ（手をすりすりしながら）。 この2年は毎年行っていますね。初めては2009年でした。 そして今年の11月にも行くつもりなので4回目の日本旅行になります。

スコット氏: 私の妻が私を日本好きにさせるキッカケだったんです。彼女は学生時代に日本語を勉強したので少し喋れます。ずっと日本に行きたかったそうです。 2009年、私がまだBungieに在籍する前ですね。私達は新宿に泊まってピューロランドに行ったり、サンシャインシティに行ったりと、やりたいと思ったことをたくさんやりました。素晴らしい旅行でした。人生を変える旅行でしたね。人々は親切で、街はきれい、交通は便利、食事は素晴らしく、旅行者が立ち寄らないような地下のラーメン屋に案内してもらったりもしました。すばらしい体験でした。それと、桜の季節でした！

Drew氏：私も桜の時期に行きましたよ。

スコット氏: そして2～3年前に妻ともっと日本に行こうと話しました。今は娘もいますから彼女も連れて行きたかったので。それから1年に1回は行くようにしています。日本は私達家族にとって特別な場所になったんです。両親も連れていきましたし義母も連れていきました。野球観戦もしました。実はまだ東京から出たことないんですよ（笑） だって東京って大きいですから。渋谷にも行きましたし新宿には何回も泊まりました。東京ディズニーリゾートにも行っています。楽しい時間を過ごしました。 そう、日本は私達にとって特別な場所なんです。疑念の余地はありません。 私は日本語を話せませんが、日本の電車はそんなに難しくないので利用できます。私にとっては簡単なくらいです。どこにでも行けますよ。 それに夜も安全なので出歩けますね。リラックスできて幸せな気持ちになれます。いいところです本当に。

EAA: 私の祖国をそう言っていただき嬉しく思います。 東京ゲームショウにお越しになられる予定は？

スコット氏: 行きたいですね！ いつか必ず行きます。 ただ私達は毎回9月に大型コンテンツをリリースをするのでその時期は基本的には忙しいんですよね。たまに何人か送り込んでいますが私は行ったことはありません。いつか行きたいです。

EAA: 最後にメッセージをお願いします。

スコット氏: 日本の皆さんに遊んでもらえてとてもすばらしく光栄です、ありがとうございます。皆さんが私達が作ったゲームに時間を注ぎ込んでくれることを喜ばしく思います。 皆さんが私達のゲームを愛してくださるように、私達も皆さんの国のファンです。そんな皆さんがプレイしてくれているという事実は私達にとってとても有意義なことです。 この秋に『Destiny 2』は今までより素晴らしいものになります。そんなゲームを皆さんが遊んでくれると願っています。どうもありがとうございます。

以上がスコット氏とのインタビューでした。前作ではシニア・プロデューサーとして「鉄の章」開発を指揮したスコット氏達は評価の高いストーリーを手がけています。 そんな彼らがケイド6というフランチャイズで最も人気があるキャラクターを手放してでも、プレイヤーに強い復讐の動機を与えたいという目論見は、海外だけでなく日本公式トレーラーのコメント欄を見ても成功しているように思えます。なお、筆者はすでにキャンペーンの第1話をプレイしているので、それについてのインプレッション記事も後ほど公開しますが、ストーリーだけでもより復讐心が深くなる演出が散りばめられていました。

そして、スコット氏の日本愛はリップサービスではないことも良くわかったのではないでしょうか。 日本でも期待の高まる「孤独と影」ですが、当サイトではこれからも続報を楽しみに追い続けていきます。

『Destiny 2（デスティニー 2）』初の大規模拡張コンテンツ「孤独と影」は、日本時間9月5日にリリース予定です。

Destiny 2「孤独と影」E3お披露目トレーラー [JP]

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