Electronic ArtsおよびDICEの『Battlefield 2042(バトルフィールド2042)』では、間もなくアップデート#3.2がリリース予定。それに先がけて、新コンテンツや変更点をまとめたパッチノートが公開されました。
「アップデート#3.2」主な変更点
アップデート#3.2は今週(1月29日~2月4日)リリース予定。具体的な日時は近々発表されるそうです。
ミッドシーズンパッチながら、今回は兵科システムの復活などゲームシステムの根幹に影響を与える大きなアップデートとなっており、主に以下のコンテンツがリリースされます。
- おなじみの「突撃兵」、「工兵」、「偵察兵」、「援護兵」が、新兵科システムにリワーク
- マップリワーク:ブレイクアウェイ
- 新ヴォルト武器:M39 EMR、MTAR-21、PP-2000
- アタッチメント追加:新サプレッサー、サーマルスコープ
- ビークル変更点:
- M1A5とT28でアクティブ防衛システムが使用可能に
- 航空ビークルの「レーダー範囲の下」設定
- ログイン時:イヤー1パス、ゴールド、アルティメット・エディションの所持者への報酬
兵科システムのリワーク
スペシャリストたちの新たな分類や、各兵科の専用装備、ガジェット、武器熟練度など、システムの詳細については関連記事をご覧ください。
- 「新・兵科システム」詳細 / ガジェットは兵科専用に / 武器は全兵科で共有 / ロードアウト機能の一新など
- アップデート#3.2さらなる詳細 / 新兵科システムの専用ガジェット / クロフォードの特性変更 / 与ダメージ表示機能など
ブレイクアウェイのリワーク
リリース時マップの中ではもっとも広く、さらに棚氷による極端な高低差まであった氷河のマップ「ブレイクアウェイ」が、アップデート#3.2でリワークされます。
これまでのリワークマップと同様、セクター間の距離を調整することで移動の時間を短縮し、歩兵が戦闘に入るまでの時間を短くするのがそのコンセプトです。
主な改善点
- グレイシャートップ: 遮蔽物がほぼ無い開けた空間だったが、ペンギンたちが建物とともに野営地を設営してくれたことで、現在のエリアのコントロールを確立できるようになった
- 棚氷:棚氷のエリア全体は大幅に改善された。氷河の頂上部分に新しいフラッグが立てられ、氷河とオイルリグの間に新しい裏取りルートが作られた
- オイルリグ:氷河のふもとに移動し、以前よりも距離感の近い激しい戦いが可能になった。このオイルリグを攻撃する新たな方法も確立されており、デッキ全体には新しい小道や遮蔽物などもある
- 雪の洞窟:MV-38コンドルの残骸が横たわる、氷河に隣接した洞窟。周辺には貴重なリソースが散らばっており、チームで協力してこの新たなキャプチャーポイントを確保しよう
- ワーカービレッジ:このエリアにある軍需物資と補強物が増加した。キャプチャーポイント間の移動はより分かりやすく、距離も短くなったが、このエリアにおける戦闘の流れは保たれるようにしている。噂によると、この村の労働者たちは最高のパーティーを開催したそうだが、今のところ我々はまだ招待されていないようだ
サーマルスコープ
サーマルスコープが新たなアタッチメントとして登場します。
技術の進化によって、過去のBF作品のように画面全体が切り替わるのではなく、スコープの内側のみが熱源感知のエフェクトで表示されるようになりました。
このスコープを使うことで、ガジェット類やグレネード、ビークル、さらには自然環境から出る煙や蒸気を透かして、熱源の動きが見られるようになります。
サーマルスコープには、1.25倍、2.5倍、そして6倍の3種類があり、さらにゼインのXM370Aエアバーストランチャーでもサーマルを使えるようになります。
ただし、サーマルスコープのゲームプレイについては、アップデート後も引き続き監視と調整の対象となります。
TR-1 サーマル 1.25x
- TR-1 サーマル 1.25x:近距離戦に最適な1.25倍サーマルスコープ。サイト内がコンパクトで、暗い階段や狭い通路でも価値ある情報をもたらしてくれる
- 装着可能:12mオート、AC-42、AK-24、AM40、アバンシーズ、ゴーストメーカー R10、K30、LCMG、M5A3、MCS-880、MP9、NVK-S22、PBX-45、PKP-BP、PP-29、Rorsch Mk-4、SFAR-M GL
T4 サーマル 2.5x
- T4 サーマル 2.5x:中距離用の2.5倍サーマルサイト。倉庫街やコンテナ置き場などでは、このスコープで画面を白黒に切り替えて戦闘を行える
- 装着可能:AC-42、AM40、アバンシーズ、BSV-M、DM7、GVT 45-70、M5A3、PKP-BP、Rorsch Mk-4、SFAR-M GL、SVK、VCAR
2038 サーマル 6x
- 2038 サーマル 6x:長距離戦闘、さらに隠れている敵スナイパーの捕捉にもうってつけな6倍スコープ
- 装着可能:BSV-M、DM7、DXR-1、NTW-50、Rorsch Mk-4、SVK、SWS-10
新サプレッサー
- NVK-Box サプレッサー:このNVK-S22用「Box」サプレッサーを使うことで、近距離での戦闘で多少スニーク寄りの立ち回りが可能になる
アクティブ防衛システム増加
EBLC-RAMがシーズン2で登場してから、他のビークルにもアクティブ防衛システムを搭載する構想がありましたが、アップデート3.2より、M1A5とT28でもこれが利用可能になります。
航空ビークルの「レーダー範囲の下」設定
航空ビークルは、地上30メートル未満を低空飛行することで、ビークル搭載兵器によってロックオンされなくなります。
また、ヘリコプターが上昇できる限界高度が低くなりました。さらに限界高度マイナス200メートルの高さから上に行くと、ヘリは失速するようになります。
これまではパイロットが高空を飛行していると、ロックオン式のランチャー類がその高さに届かないため、ほぼ対応できず大混乱に陥ることがありました。今回の調整で、こうしたヘリを文字通りに地面に降ろすことができます。
今回の変更は、現時点ではジェット機や発射後のミサイルには影響しません。実装後もプレイヤーからのフィードバックを引き続きレビューしていきます。
新ヴォルト武器3種
M39 EMR
- M39 EMR:オリジナルであるM14よりも著しく軽量化されており、7.52mmマッチグレード弾と8倍標準ライフルスコープにより、適応能力の高い中距離用スナイパーライフルとして位置づけられている
MTAR-21
- MTAR-21:5.56x45mm NATO弾を装填したコンパクトなブルパップ式アサルトライフル。両利き対応のセットアップや、モジュール性、信頼度の高さで人気のあるこの中距離用ARは、そのサイズに偽りがないことを証明している。MTAR-21は、今回のアップデートの一部としてBFポータルにも登場
PP-2000
- PP-2000:40ラウンド弾と軽量フレーム、そして高い連射速度が特徴のモダンなSMG。砲口初速が速い代わりに、1マガジンあたりの弾薬数は最小になっている
イヤー1パス、ゴールド、アルティメット版所有者特典
『BF2042』のイヤー1パスやゴールドエディション、アルティメットエディションを所持しているプレイヤーは、シーズン1とシーズン2のティア0プレミアムバトルパス報酬を(取り逃した場合は)アンロックできます。
これはアップデート後の最初のログイン時に適応され、以下のアイテムが獲得できます。
- シーズン1
- エンジェル用レジェンダリー・スペシャリストセット「オールシーイング・アイズ」
- AC-42用レジェンダリー武器スキン「ライト・ブリンガー」
- プレイヤーカード背景「ゴーストアサシン」
- プレイヤーカードタグ「オムニシエント」
- シーズン2
- ボリス用レジェンダリー・スペシャリストセット「アンディナイアブル」
- DXR-1用レジェンダリー武器スキン「レッドアイ」
- プレイヤーカード背景「ザ・マウンテン・キング」
- プレイヤーカードタグ「ウルヴァリン」
また、該当するプレイヤーは、ログイン時にスペシャリストのリズとクロフォードもアンロックされます。ただし該当するプレイヤーでも、この報酬受取は期間限定である点にご注意ください。
Source: BF2042 Official
コメント
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まだ見捨てず手直ししようとしてるのは嬉しいね