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ソニーとマイクロソフトが『Call of Duty』をPlayStationにもリリースし続けると正式に合意

ソニーとマイクロソフトが『Call of Duty』をPlayStationにもリリースし続けると正式に合意
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2022年1月から始まったMicrosoft(マイクロソフト)トのActivision Blizzard(アクティビジョン・ブリザード)買収が完了するまであと一歩に迫っているが、買収が発表されてからずっと話題の中心にあったのがPlayStationにおける『Call of Duty』の行方。

そんな中、日本時間7月16日にフィル・スペンサー氏がTwitterで「ソニーと今後も『Call of Duty』をリリースし続けると合意した」と発表した。

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SIEとマイクロソフトが合意

アクティビジョン・ブリザード買収が完了すれば、『Call of Duty』がXboxとPCで独占配信されるのではという危惧の声が上がっていた。これでその心配はなくなったことになる。

SIEはもともとアクティビジョン・ブリザードとの『Call of Duty』リリース契約を2024年まで保持しており、マイクロソフトからはその契約が終了してからも『Call of Duty』を複数年リリースし続ける契約を提示されていた。

しかし、SIEが固辞したことで契約が10年に延長。その契約がそのまま任天堂とPCゲームプラットフォームSteamを運営するValveにも提示された。

任天堂も合意済み

任天堂は2023年2月に正式に契約を締結。Valveは「リリースされ続けると信頼している」という理由で契約をしなかったが、SIEは契約を拒んでいた。

実はSIE代表のジム・ライアン氏は契約の有無に関わらず『Call of Duty』はPlayStationでもリリースされ続けると確信しており、契約にサインをしなかったのは買収を阻止するためだったと6月の連邦取引委員会との裁判で公開された資料で明らかになっている。

契約をしなかったのはマイクロソフトの資本によるもっと大きな計画を危惧した反抗であり、なんとしても買収を阻止しようとしていた。 つまり、SIEが契約にサインするときはマイクロソフトの買収阻止を諦めたときなのだ。

マイクロソフト副会長兼プレジデントのブラッド・スミス氏は「契約締結後も『Call of Duty』を様々なプラットフォームで提供し続け今までより多くの顧客が遊べるように注力する」と発言している。

今回、マイクロソフトとSIEの間で結ばれたという契約が「10年間リリース」なのかは不明。 マイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザード買収の最後の戦場となるイギリスでは、現地時間17日に規制当局との会議が開かれる。 そこで契約の詳細が明らかになるかもしれない。

MicrosoftによるActivision買収の流れ

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Source: @XboxP3, @BradSmi, The Verge


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