Activision(アクティビジョン)のCoDシリーズ最新作『Call of Duty: Modern Warfare Ⅲ(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 3/ MWⅢ)』はいよいよ11月10日正式リリース。
コンテンツの一部はベータ版でも確認できたが、「タクティカル」、「リーサル」、「フィールドアップグレード」、「キルストリーク」の新装備13種を改めて確認しておこう。
『CoD:MW3』の新装備品を紹介
武器2つとPERK4つ以外にも、ロードアウトには「リーサル」、「タクティカル」、「フィールドアップグレード」をそれぞれ装備できる。
さらに、自分の成績をチームの支援に変えてくれる「キルストリーク(or スコアストリーク)」を、最大3枠まで設定し、自分のプレイスタイルをさらに特徴づけてくれる。
『Call of Duty: Modern Warfare ll (コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2/ MWll)』でもユニークな装備品が多数登場したが、『CoD:MW3』では、さらに新たな装備品が13種導入される。マルチプレイヤーやゾンビなど、ゲームモードに応じて必要度が変化する各装備品の特徴を、今からしっかり予習しておこう。
(※以下、日本語名が不明のものは記事上の仮訳)
新タクティカル装備品3種(全12種)
タクティカル装備品は12種。新たに「拡散マイン」、「EMDグレネード」、「実験用ガスグレネード」がラインナップに加わった。
- 拡散マイン
- 敵が射程内に入ると爆発する地雷を広範囲に撒き散らす
- EMDグレネード
- 命中した敵に追跡装置をしかけ、味方チームのミニマップに表示
- ベータだと日本語名が「EMPグレネード」になっていた
- 実験用ガスグレネード(ゾンビモードのみ)
- その場にとどまるガスの雲を放出するグレネード。移動速度を低下させ、視界をぼかし、咳き込ませ、わずかなダメージを与える
バトルレイジがタクティカルに移動
新タクティカル以外の注目ポイントとして、『CoD:MWll』ではフィールドアップグレードだった「バトルレイジ」がタクティカルに移動。より頻繁に使えるようになった(そしてベータで即弱体化された)。
他にも、「心拍センサー」がフィールドアップグレードに移動。「スポッタースコープ」は、『CoD:MW3』のキャンペーンには出てきたが、今回マルチでは出番がないようだ。
ゾンビモードに出ないタクティカルに注意
なお、「実験用ガスグレネード」はゾンビモードでのみ登場。「催涙ガス」を対ゾンビ用に強化したもののようで、代わりに催涙ガスはゾンビモードでは登場しない。
「バトルレイジ」、「フラッシュバン」、「スナップショットグレネード」、「EMDグレネード」も、いかにもゾンビで必要そうなタクティカルだが、マルチでのみ使用できる(画像右下にあるロゴマークの透明度で、使用可能なモードをチェックできる)。
新リーサル装備品2種(全12種)
リーサル装備品は12種。新リーサルは「サーモバリックグレネード」と「ブリーチャードローン」の2つ。
「サーモバリックグレネード」には複数の効果がついており、爆発物の威力を上げるという興味深い機能も。後者はその名の通りドローン型の爆発物。分かりやすい角待ちをしている敵を即排除するのに便利だが、使用者が自爆しやすかったり、投げる角度を間違えるとあらぬ方へ飛んでいったりする点がデメリットだ。
- サーモバリックグレネード
- 大爆発を起こし、敵をスタンさせて残り火を放ち、爆発物の威力を一定時間アップさせる
- マルチ限定。ゾンビには出現しない
- ブリーチャードローン
- 敵に接近したり、衝撃を与えたりすると起爆する爆発型ドローン
また、既存のリーサルへの変更として、火炎瓶「モロトフ」がゾンビモード限定リーサルになった。「手裏剣」はマルチ専用で、ゾンビには出現しない。
新フィールドアップグレード3種(全18種)
新フィールドアップグレードは3種。「医療ボックス」は見た目通りのものだが、「通信変換器」は広めの効果範囲を生成して情報戦を行うユニークな装備品だ。
「A.C.S.」はさらにユニークで、エリア争奪型モードでは積極的に運用してみたい。目標エリアに設置してから自分はエリア外に出て、やってきた敵を横から撃つといった自己完結な立ち回りができる。
- 通信変換器
- 範囲内にある情報の通信を無効化。敵はキルストリークを発動できなくなる。敵のUAVや情報システムはプレイヤーやチームメイトを探知しない。変換器の位置は敵のミニマップに表示
- 医療ボックス
- 自分とチームメイト用の医療品が入った箱を投下
- A.C.S.
- 自動コンピュータースパイクは、ゆっくりとポイントを確保し、付近にある敵デバイスを一時的にハッキングする
- ポイント確保機能は以下のモードに適応:ドミネーション、ハードポイント、コントロール、グランドウォー
前述の通り、「心拍センサー」はタクティカルからこちらに移動。バトルレイジと入れ替わった。
新キルストリーク/スコアストリーク5種(全25種)
キルストリークには新たに「モスキートドローン」、「SAMターレット」、「ガーディアン-SC」、「遠隔ターレット」、「ジャガーノート・リーコン」の5種が加わった。
- モスキートドローン
- 放たれた周囲を旋回するブラストドローン。発見した敵に爆弾を落として吹き飛ばす
- SAMターレット
- 航空機(敵のストリーク)に向けてミサイルストライクを発射
- ガーディアン-SC
- ビーム型の非致死性エリアディナイアル兵器。ビーム範囲内の敵はスタングレネードと同様の効果を受けて移動速度が低下し、視界がぼやけてUIが非表示になる
- 遠隔ターレット
- 付近の敵を感知して焼夷弾を発射する自動機関銃
- ジャガーノート・リーコン
- ケアパッケージで届くジャガーノート・リーコンのギア。スーツにはレーダーが搭載されており、近くの敵をピン可能。ライオットシールド、Haymaker(ショットガン)、スモークグレネードが入っている。
ストリークに必要なキル数の調整
種類が増えたことで、既存のストリークのうち一部が変更。発動に必要なキル数が見直された。
- 「クラスターマイン」の要求キル数が5→6に増加
- 「迫撃砲」は6→7に増加
- 「VTOL」は8→10に増加
- 「ヘリガンナー」は10→12に増加
他の変更では、「セントリーガン」は「遠隔ターレット」と入れ替わったのか、今回は消えている。「ステルスボマー」も「絨毯爆撃」に名称変更されたようだ。
なおゾンビモードではキルストリークを異なる方式で使うことになり、アクセスできる種類も少なくなるとのこと。
隠しキルストリークが2つある?
気になるのは、「25種」と書かれているにも関わらず、紹介されているキルストリークを数えても23種しかないことだ。
例によって、『MW3』でも隠しキルストリークが2つありそうだ。1つは核(MGB)かもしれないが、新しいものが出てくる可能性も。対戦で暴れ回ることで、おのずと正体を現わすだろう。腕に覚えのあるプレイヤーはいち早く発見しにいこう。
- タイトル:Call of Duty: Modern Warfare Ⅲ(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア Ⅲ)
- 発売日:2023年11月10日
- 対象機種:PS5/PS4, Xbox X|S/Xbox One, PC(Battle.net / Steam)
Source: CoD Official
コメント
コメント一覧 (5件)
デッサがフィールドアップグレードにあるならパークからデッサ消せよ
βでは通信変換器が強かった。
特に2階がある建物マップ。
ゴーストつけても、待ち伏せして止まると偵察機に映る。だから、コレ置かないと隠れて待ち伏せ出来ない。
ドミネならトロフィーは鉄板だったけど。
サーモバリックグレネードってゴーストにあったよな
雪山と兵器工場みたいなマップのB旗によく投げ込んでたのを思い出したわ
EMP確かにそれっぽい
となると今作は隠しが2つある初CoDになるのか
トレーラーに映ってる高高度で爆発してたEMPが隠しストリークじゃないかな
旧mw2のempが連続15キルだから20キルくらいで発動できそう