『CoD:MW4』開発者インタビュー後半:日本へのメッセージ
事前質問の7問が終わったあと、時間が10分延び、挙手制で質問を受け付けた。ここでも基本は事前提出した質問で、まだ聞きたいことが残っているメディアが順番に関係なく手を挙げる形になった。
例外が1問だけあった。直前のプレゼンで上映されたトレーラーを見たメディアが、その場で挙手して尋ねている。
Q8. トレーラーに映っていたのはマッツ・ミケルセン氏?

Q:先ほど見せていただいたキャンペーンのトレーラーについてです。見覚えのある人物が1人映っていたのですが、彼はマッツ・ミケルセンさんですか?
Negus氏:皆さんがこのトレーラーを見た最初の人たちですからね。明日には全世界が見ることになります。……ええ、そうです。
もう少し踏み込みましょう。このアイデアはずっと前に生まれたもので、私たちはこの物語を4年かけて作ってきました。物語を新しい領域へ持っていくには、懸かっているものをもっと大きくする必要もありました。プライスが追い求める対象になる人物が必要だったんです。だから最初からマッツが欲しかった。彼は快く参加してくれて、期待を裏切りませんでした。
直前のプレゼンでは、プライスの復讐の標的はマカロフとアーチャーだと説明されていた。ただし、ミケルセン氏が演じる役の名前は、この場でも明かされなかった(予告編の内容は詳細記事)。

Q:もし彼がプレイアブルキャラクターになって、DMZで行方不明(MIA)になったら、どんなに大金を払ってでも救出に行きたい日本のプレイヤーはたくさんいると思います。
Negus氏:完璧ですね。いいアイデアです。
Q9. 発売時のTTKはどこに着地させる?

Q:マルチプレイのTTKの調整方針について伺います。ベータのウィークエンド1のTTKは、遠距離では弾数が必要で近距離はすぐに倒せるという設計が明確で、個人的に非常に気に入っていました。ウィークエンド2でベータ収録の全武器のダメージを組み直すという判断に至った経緯を教えてください。また、ベータの総括では「TTKにはまだ満足していない」と書かれていましたが、発売までにどのあたりで着地させたいとお考えですか。理想とする平均TTKの目安があれば、あわせて教えてください。
Smith氏:とても繊細な話です。私たちはプレイヤーの体力で調整しているのではなく、武器ごとに調整しています。ベータでは、ショットガンとスナイパーライフルがその調整と噛み合っていませんでした。ベータ後にも調整を入れていて、ローンチに向けて納得のいくレシピが見つかるまで、さまざまな調整を続けていきます。
ただ、どのゲームもそうですが、ローンチ後も常に調整はします。プレイヤーが、アタッチメントとの組み合わせが悪くて少し強すぎる武器を見つけることもありますから。なので、私たちには決まった数字というものはありません。この生態系をプレイしながらの感覚に近いもので、進めながら調整していきます。派手で気の利いた答えではありませんが、それがこのゲームのニュアンスなんです。
Q10. 開発者のおすすめのステージは?

Q:またキャンペーンの話になりますが、今回のミッションはどれも印象的でした。そのなかで開発者の皆さんが特におすすめしたいステージはありますか。また、プレイする際に注目してほしい演出や細かいディテールがあれば教えてください。
Negus氏:うーん、何もネタバレしたくないんですが……。私たちは、どちらの陣営にいるか、紛争のどの部分に関わっているかに関係なく、すべてのキャラクターを人間として描くことにかなり力を注いでいます。なかでも朝鮮半島の紛争には、プレイヤーを驚かせ、興奮させる部分があると思います。そのあたりが私のお気に入りです。
同時に、141同士が戦うというアイデアは、多くの人を大きく揺さぶると思います。チームがまとめ上げたものは、きっと大きな形で期待に応えてくれるはずです。皆さんがどう感じるのか、本当に待ちきれません。
(好きなマップはあるかと重ねて聞かれて)
Negus氏:言わないでおきます。何も台無しにしたくないので。
Q11. 日本のプレイヤーへのメッセージ
Q:最後に、日本のプレイヤーの皆さんへ一言ずつお願いします。
Negus氏:どの文化を描くときも、それがとても大切なんです。これまでのゲームでも、メキシコや中東など、世界中を舞台にしてきました。こうしたゲームを作るたびに、しっかりリサーチをして、命を吹き込むキャラクターが本物であること、そしてその人々だけでなく、彼らが置かれた紛争までを正しく表していることを確かめたいと思っています。
チームがそれだけの心を込めて作ったこのキャンペーンを、日本のCoDプレイヤーの皆さんがどう感じるのか、本当に楽しみです。今日は皆さんの時間と考えをいただき、ありがとうございました。
Smith氏:私は日本のビデオゲームを遊んで育ちました。もういい歳なので、ずいぶん昔からです。特にナムコのゲームが好きでした。だから、日本のプレイヤーが気にかけてくれる、あるいは手に取ってみようと思ってくれるゲームを作れることは、個人的にとても大切なことなんです。
『Call of Duty: Modern Warfare 4』ゲーム基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年10月23日 |
| 対応プラットフォーム | PC(Steam・Battle.net・Xbox on PC)/ PlayStation 5 / Xbox Series X|S / Nintendo Switch 2 |
| 価格 | スタンダード ¥9,800(税込)/秘蔵版(Vault Edition)¥13,200(税込) |
| キャンペーン早期アクセス | 10月17日開始(スタンダードのデジタル版/秘蔵版の予約者対象) |
| 日本語公式サイト | callofduty.com/ja/modernwarfare4 |
Negus氏はマッツ・ミケルセン氏について「最初からマッツが欲しかった」と語り、物語を4年かけて作ってきたと明かした。Smith氏はTTKについて決まった目標値はないとし、武器ごとの調整をローンチ後も続ける考えを示している。
『CoD:MW4』は10月23日発売。スタンダードのデジタル版または秘蔵版を予約すると、10月17日からキャンペーンを先行プレイできる。
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Source: Call of Duty
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