R6PL：リオ世界大会1日目 “Fnatic”インタビュー、リーダー不在でも勝利した秘訣は「負けを恐れずただ楽しもうとした」

11/23/201803/13/2019

Team EAA

R6PL：リオ世界大会1日目 “Fnatic”インタビュー、リーダー不在でも勝利した秘訣は「負けを恐れずただ楽しもうとした」

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現地時間11月17日からリオデジャネイロで開幕した『Rainbow Six Siege（レインボーシックス　シージ）』プロリーグSeason8 Finalは、EU王者「G2」が圧倒的な力を見せつけ優勝を飾りました。

こちらは1日目の第3試合でNA1位のEvil Geniusesを見事2-0で下したFnaticからLusty選手のインタビューをお届けします。リーダー不在という不運の中でも純粋にゲームを楽しんだ彼らに勝利の女神は微笑みました。

Fnatic インタビュー

突如のMagnet選手欠場

オーストラリアからブラジルに出発する当日、腹痛のため病院に向かったMagnet選手。そこで虫垂炎(盲腸)と診断され、緊急手術のためブラジル大会出場は断念することとなりました。

Due to requiring emergency surgery, @MagnetR6 is unable to fly and thus won't be competing at the #R6PL Season 8 Finals in Rio de Janeiro. We are exploring options for a stand-in for the event this weekend.

Etienne is recuperating well and we wish him a speediest of recoveries! pic.twitter.com/ooF4e10TDl

— FNATIC (@FNATIC) 2018年11月14日

Fnatic vs Evil Geniuses　：　2-0

第1マップ：国境　6-3
第2マップ：オレゴン　6-4

ハイライトは以下の映像にまとめられています。

Evil Geniuses vs Fnatic | R6 Pro League S8 Finals Highlights

配信アーカイブ（07:06:24頃～）

【タイムシフト】レインボーシックス Pro League Season 8 Finals Day1 野良連合準決勝進出なるか!?

Fnatic Lusty選手インタビュー（現地時間11月17日、試合後）

EAA：まずはおめでとうございます。この結果は予想していましたか？

Lusty選手（以下Lusty）：まさか！してません。できるはずもありません。でも勝っちゃいました。

EAA：いつの時点でDizzleが出ると決まったのでしょう？

Lusty：当初は他の地域から代役を立てるつもりでしたが調整できなくて、Dizzleでいこうと決まったのは大会前日です。

EAA：つまり昨日？

Lusty：そうですね（笑）

この時点で実は決まっていました。

FNATICの皆様からもコメントを頂けました??
「いつも応援ありがとう。Magnetはここにはいないけど大丈夫です、明日はブラジルで頑張ります」 @FNATIC #R6リオファイナル #R6SPL pic.twitter.com/mHDLatH9RE

— EAA!! FPS News@?? (@EAA_tw) 2018年11月16日

UBI：どういう展開になると思っていましたか？

Lusty：うまくいくはずがないと・・・でも、奇跡が起きた（笑）

EAA：モニターで見ていましたが、チーム皆さんいつも以上に笑顔で楽しそうでしたね。Dizzleがいるというのはやはりメンタル的にも支えになった？

Lusty：みんな「失うものは何もない」という気持ちで臨んでいました。それが勝利に繋がったのかもしれません。失うものもないので、負けを恐れる気持ちもなく、ただ「楽しむこと」を第一にプレイしました。みんなでランクマッチに行くぐらいの感覚です。

EAA：少し前にFnaticで6人目の選手を募集されていましたが、身近にいたんですね！

Lusty：いやいや、DizzleとMagnetの交代だから6人目はまだ必要です！（笑）

EAA：Dizzleを交えて試合をしたことはありましたか？

Lusty：スクリムまではないですけど、カジュアルやランクに行くことはあったので、楽しみながらお互い声を掛け合ってカバーし合ってという点では特に問題はなかったです。いつもの感じでプレイできました。

EAA：皆さんを見ていて、楽しんでいるということほど強いものはないなと改めて感じました。

Lusty：前シーズンファイナルのアトランティック大会では、Team Liquidも楽しんでいました。結果、彼らは優勝した。世界王者にまでなったんです。

EAA：とても参考になる例ですよね。そして次の対戦相手はG2・・・これは歴史に残りますね。

Lusty：ええ、もちろん今日よりも厳しくなると思います。でも、今日と同じように「失うものは何もない」の精神でやるだけです。とにかく楽しみたいですね。

EAA：幸運を祈ります！

このEG戦でのDizzleコーチとAcez選手のプレーが今大会のベストプレー10に選出されました。本当に楽しんでプレイしていることが見ている人に伝わり、魅了し、勝利も呼び込んでくるという好循環が如実に表れた例になったと思います。

療養中のMagnet選手も観戦していたようで、予想外の展開に大興奮。G2戦を終えたMagnet選手が「プレイヤー枠、返してもらっていいかな？」とツイート。Dizzleコーチは「もちろん。でも私はオフラインでFabianをキルしたぞ。その穴を埋められるかな？」と茶目っ気たっぷりに煽っています。このやりとりには思わず笑ってしまいました。

2月のInvitationalでは完全復活したFnaticの姿が見られることを楽しみにしています。